そのペレット、本当に健康にいいですか?
健康に配慮されたペレット(ラビットフード)を選ぶ
適量を知る
まずはベスト体重を知って、そこからペレットの適量を計算する
子うさぎはやや多めにペレット(ラビットフード)を与える
健康診断などで、太りすぎていないか?やせすぎていなか?をマメにチェックする
まとめ
各メーカーがいろんな種類のペレットを出しています。
ペレットの種類によって、与え方や量も違うので、まずは、各種類のペレットに記載されている内容をしっかり読んで、与えるようにしてください。
気を付ける点は、無駄な添加物が入っていないものを選ぶ事です。
「うさぎが良く食べるように」と、小麦粉やハチミツなどで味付けをしているものもあります。
おいしいので、うさぎさんは好んで食べてくれますが、健康面を考えるとあまりお勧めできません。
質素で牧草を中心としたペレットを選んであげてください。
うさぎさんが良く食べるからといって、ペレット(ラビットフード)を食べ放題にしてませんか?
量を制限されてる方も、「大体一掴みを一日2回・・・」など、きちんとした量が分からないあげ方をしていませんか?
健康に配慮されたペレットを選んでますか?
「美味しそうに良く食べる」という理由だけで、ペレット(ラビットフード)を選んでいませんか?
当店では、爪切りやブラッシングの有料サービスを行っているのですが、その時うさぎさんの体を触ってみると、時々太り気味のうさぎさんがいます。
太る原因で多いのが、おやつのあげ過ぎに続いて、「高カロリーのペレットのあげ過ぎ」です。
もちろん、牧草だけでは必要な栄養すべてを補え無いので、ペレットも大切です。
また、今では、うさぎ用ペレットも、どこでも購入する事が出来ますし、沢山の種類があります。
でも!
本当はペレットの種類選びって、すごく大切なんですよ!
必要以上に栄養が入っているペレットは逆に、食べ過ぎると太ってしまうし、いつか内臓疾患につながる可能性も高くなるんです。
小麦粉・米ぬか・ふすま・とうもろこしなどが沢山入っているものは、あまり良くありません。
砂糖類・ハチミツ類で不必要な味付けをしているものも良くありません。
保存料・着色料が入っているものにも注意してください。
でも適量を守って頂ければ太りすぎる事はありません。
ただ、うさぎさんにあげる量がかなり少なくなります。
「良く食べるから~」と食べ放題は本当はダメなんですよ。
ペレットの量は、体重の1%~3%と言われていますが、まずはうさぎさんのベスト体重を知る事が先です。
痩せている体重でペレットの量を計算しても少なすぎるし、太った状態でペレットの量を計算しても多すぎます。
獣医さんや、うさぎ専門店に相談して、その子のベスト体重を相談してください。
子うさぎは、生後6ヶ月~8ヶ月くらいで大人の大きさになります。
それまでは小さいからといって、小さい時の体重でペレットの量を割り出すと、とても少しの量になってしまいます。
体がしっかり出来上がるまでは、1%~3%で計算したペレットの量より、少し多めに食べてもらった方がいいでしょう。
うさぎさんの体重は、変動します。
その変動によって、ペレットをあげる量を調節することも大事です。
また、年齢を重ねると食事量が減ってきたりしますので、シニア用などのペレットに切り替えていく事もあります。
獣医さんや、うさぎ専門店に相談しながら、その子のその時期に適した量・種類を考えてあげてください。
真剣にうさぎさんの健康を考えてあげるなら、必要の無い混ぜ物が入ってないペレットを選んでみませんか?
「おいしいけど、健康に良くないペレット」よりは「味は質素だけど、健康に良いペレット」が良いと思いませんか?
ペレット選びは、とても重要なんですよ。